センター試験・リスニングICプレイヤーの不具合

センター試験で今年度初めてリスニング科目が課された。そこで用いられたICプレイヤーに不具合が生じ461人が再試験を受けるという結果になったことで、責任問題になっているようだが、はたして461という数はどうなんだろうか。

約50万人が受験して461人の不具合率って、かなりの高精度を保っている商品に思える。その不具合率は0.001%。全部の機械を検査したからといって、試験当日までに壊れることもあるため、この製品に対する責任はないと思う。むしろ、試験開始前にテストリスニングとかをして受験者全員で確認する作業を入れ、不具合があれば交換するとかの制度を設ける必要があったのではないか。

それでも461人しか再試験をおこなう必要がある人を出さなかったということは、大学センター試験初めてのリスニングは大成功だったのではないか。